マインドフルネスについて、紹介します。
the answerでは、マインドフルネスの考え方をメソッドに取り入れています。
マインドフルネスとは
マインドフルネスとは2つの意味があります。
1.マインドフルネス瞑想のような「マインドを整える技法」のこと。
2.評価をせずに、「今ここのあるがままへ意識を向け、気づいている状態」のこと。
(別のもう一人で気づいている)
発生したネガティブ感情や原因を扱わないで、距離を置いて、客観視することができる前提となる安定した意識状態を作ることです。
あるがままの現実とは、
今歩いているなら、歩いていることに完全に気づきながら歩くこと、
息を吸っているのなら、吸っていることに完全に気づきながら息をすること、
それだけで自分の中に大きな変化が生まれてきます。
マインドフルネスの実践の基盤は、呼吸により離れてしまっていた体と心を1つにして、(心身一如 しんしんいちにょ)揺るぎない真に存在するところにあります。
代表的な技法はマインドフルネス瞑想
原始仏教で実践された瞑想で3000年の歴史があると言われています。
1980年代マサチューセッツ大学メディカルセンターのジョン・カバット・ジンによって、科学研修対象となりました。
ストレス障害のプログラムとしてマインドフルネスストレス低減法MBSRを発表しました。
様々な効果があることが科学的に実証されています。
現在、マインドフルネスは、心理療法で最もトレンドであり注目されている分野と言えます。
マインドフルネスストレス低減法
代表的なマインドフルネス瞑想の方法を紹介ます。
・食事療法(レーズンを5分かけて味わい尽くすなど)
・呼吸法
・正座して瞑想
・ボディスキャン
・ヨーガ瞑想法
・歩行瞑想法
・日常瞑想トレーニング
・8週間これらを行う
その後、シーガル・ウィリアムズ・ディーズデールらによりうつ病に対するマインドフルネス認知療法が開発されました。
3回以上再発を繰り返したうつ病感謝にも再発予防効果が認められたエビデンスも有名です。
マインドフルネスは、ただのリラクゼーションとは根本的に違います。
瞑想が脳と心臓に良い変化をもたらすことが実証的に科学的に確認されています。
世界トップクラスのアカデミック・ジャーナルにマインドフルネスの研究論文は多数紹介されています。
また、大手企業、世界のトップ企業の代表エリートなども瞑想を取り入れています。
・スティーブ・ジョブス(アップル創業者)
・エヴァン・ウィリアムズ(ツイッター創業者)
・アップル、グーグル、フェイスブック他でもマインドフルネス研修が取り入れられています。
こんなことないですか?
「忙しいときも、忙しくないときも、いつも疲れている」
「どれだけ休んでも、眠っても、なんとなくダルい」
「集中力が続かない。いろんなことが気になってしまう」
幸せを感じにくいのは、身体ではなく、脳が疲労している
たいていの人は、「休息=身体を休めること」だと思い込んでいます。
たっぷり睡眠をとったら、リゾート地でゆったり過ごしたり、温泉にじっくりつかったり、 そうやって身体を休めることも大切です。
しかし、それだけでは回復しない疲労がある。それが脳の疲れです。
マインドフルネス瞑想は、脳の疲れを軽減することも実証的に科学的に確認されています。