自分を幸せにするために、キーは感情です。
感情とは
感情とは、私たちが「より幸せになるためのナビゲーションシステム」です。
自分がどうすればいいのかのヒントを教えてくれています。
車で例えるとカーナビです。
ポジティブな感情とは、「あっている」というサインです。
ネガティブの感情とは、何かを「変えろ」というサインです。
なぜ感情が幸せのナビゲーションシステムと言えるのか?
古くは、私たちが原始時代にさかのぼります。
ポジティブを感じると人は、声が大きくなって笑顔になったり、歌ったり楽しそうします。その楽しそうな振る舞いを見て、仲間が集まってきます。
人間は一人では生きていけませんから、人とつながるということは、役割分担ができて、長く生きられる、ということになります。生命を助けることとなるのです。
ですので、ポジティブ感情を感じることは、生命を強めることになるんです。
よって、ポジティブは、そのままで「あっている」というサインです。
また、例えば、大きなクマが出てきて「怖い」とネガティブを感じるのは、何かを「変えろ」のサインです。
そのまま立っているのではなく、その場から離れろ、または、体の動きを変えて戦え、など何かを変えろ、ということです。そうすることで、早く死なないよう自分を助けています。
感情は私たちを守っています。
感情があることで、私たちはより幸せに長く生きることができています。
感情の種類とは
感情の種類は、心理学、脳科学、医学などにおいて、結局、コレという世界統一の答え、解釈はありません。
説明する人によって、全く異なる解説がされています。
例えば、感情の分類わけで有名なところを紹介します。
・スピノザ「倫理学」は3つの感情<喜・悲・欲>しかないと言います。
・エリック・バーン「交流分析」では、4つの感情<喜・悲・怒・怯>が基本だと言います。
・日本や中国での昔からの言い伝えや、辞書の解釈では、感情とは6情<喜・怒・哀・楽・愛・憎>と説明されます。
・ナヴァ・ラサ「人間の9つの基本的感情」は、9つの感情<愛・笑・悲・怒・勇・恐・嫌悪・驚・平和>とあると言っています。
・ロバート・プルチック「感情の輪」では、8つの感情<喜び・信頼・心配・驚き・悲しみ・嫌悪・怒り・予測>
幸せになるために日常で感情をケアしやすい捉え方をする
ということで感情の種類の答えが世界で統一されていないので、the answerでは心を自分が整えるための感情の定義を独自で以下のようにまとめました。
(the answerではアメリカの心理学者ウッドワース「情動の多様性」の7つの基本感情の考え方をもとに発展させました。)
感情とはの以下の考え方は、the answer主催の矢作にある日、上の方から啓示が降りてきた教えでもあります。
本物の感情とは
the answerでは、以下のように感情を分類しています。
第1感情とは(本物の感情)
本物の感情です。
出来事が起こって最初に素直に感じる感情のことです。
ポジティブ・ネガティブそれぞれ3つずつです。
ポジティブ感情(快) <嬉しい・楽しい・幸せ>
ネガティブ感情(不快)<恐れ・悲しい・寂しい>
ポジティブは感じてもいいと思う方は多いですが、ネガティブは感じてはいけないという思い込みを持っている方が少なくありません。
ネガティブの感情を本当は感じてはいけないわけではないんですよね。
感じるのは、その感情がある、ということなので、素直に感じていい、と受け入れるのがコツです。
(その後改善などをしない、ということではありません。)
第2感情とは(偽物の感情)
第1感情が積み重なって、時間的にも後から感じる感情です。
ネガティブの場合は、第一感情を隠すという意図があります。
第2感情は、ネガティブは偽物の感情です。
ラケット感情、代理感情とも呼ばれています。
ポジティブ感情(快) <安心、感謝、親しみ、期待・・・他>
ネガティブ感情(不快)<怒り、不安、悔しい、むかつく、嫌だ、残念、恨み、軽蔑、劣等感、後悔、罪悪感・・・他)
第1感情以外は全て第2感情です。
ネガティブの第2感情は、偽物であり、感じれば感じるほど雪だるま式に増えてしまいます。
自分の客観性が少なくなってしまいます。
第3感情とは(無感情)
第1・2感情を感じることを諦め、思考停止、攻撃などもはや無感情の状態です。
<思考停止、めんどくさい、放心状態、パニック、失望、攻撃…他>
感じることを止めても、本当はそこに感情があって、どんどん心と体の奥の方へ押し込んでいる状態です。
抱えきれなくなると、やがて原因不明の体調不良、うつ病、パニック障害になる可能性があります。
感情採点ワークとは
the answerの代表的なワークに感情採点ワークというのがあります。
全てのクライアントに一番最初にやっていただくワークです。
もし今うまくいっていないことがあるとしたら、幸せを十分に感じきれていないとしたら、古い感情が溜まっているから、と捉えており、感情解放から行っていきます。
約2-3週間にわたり、毎日、今日の本当の感情は何かを見つけて、10点満点の点数をつける、というものです。
まず今あるものを顕在化することで、解放して、片付けていきます。
まとめーすぐにできること
感情をうまくマネジメントできれば、私たちはもっと幸せを感じやすくなりますね。
まずはモヤモヤ、イライラした時などに、本当の感情は何か?質問するだけでも効果がありますよ。
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