混乱して夢中になった先輩とのスピリチュアルな話

千葉、海の近くの仕事部屋にて、、

昨日、旦那さんが
尊敬している先輩と
食事をして話をしました。

特に精神面で
はるか先を進んでいる方で
私も毎回深く圧倒されます。

先輩と話すと
いつも大きな気づきが得られるので
とても楽しみにしていました。

今回の話は
スピリチュアルで
分かるような
分からないような話ですので、
興味ある方のみ、読んでくださいね。

〜〜〜

先輩は、今仕事は
市町村のスタッフとして
ダムの管理をしているそうです。

もし、先輩が
ただ語るだけの講演会などを
開催したら、

聴けるだけで
人生の勉強になるので
たくさんの方が
聴きに来ると思っていました。

少し話すだけで
人に大きな影響を与えることも
多分本人も
分かっていらっしゃると思うので、

そういったスピリチュアル的な
仕事をなぜ選択しないのか、
なぜダムの管理なのか、
質問してみました。

「ダムの仕事がやりたかったとかは
特にないんだ。

それがめぐってきたから、
やっているだけ。

ただ、今目の前に
起こっていることの中で
黒い部分をずっと探しているんだ。」

黒い部分?

私の中ですでにいくつか質問が
あげってきているのですが、

上の方から順番に質問して
紐解いていこうと思いました。

多分、ダムの仕事をしているのは
この宇宙を信頼し
流れに身を任せているということかな
と思いました。

しかし、仕事について
もっと深く聞いてみたいと
思いました。

仕事が一般的に意味するもの、
人の役にたつ、影響を与える、
お金という報酬を得る、
などについてです。

「何か欲望みたいなものは
もうないんですか?

もっとお金持ちになりたいとか、
こういう人の役にたちたいとか、
世の中をもっとこうなったらいいとか、
どこかへ旅行に行きたいとか。」

仕事をがむしゃらに
やったこともあるし、
世界中を旅したり、
いろんな修行をされてきた方は
一体何を応えるのか。

「寝たい、食べたい、という
基本的なもの以外の欲は
もう全くないね。」

「もう全くない・・・。
そうなんですね。
では、なぜ働くんですか?」

「うん、まあ、子供が成人するまで、
というのはもちろんあるよ。

あとは、
(先輩は今食べ終わった
ハマグリの殻を持って、
その輪郭を指でなぞりながら)
例えばさ、この殻があるじゃない。

これを食べる。
ここに注目すると
全てこの中にある、
とも言えるじゃない。」

私は先輩が言っていることが
分かるような、
でも掴みきれないような、
もどかしさを感じていました。

でもそのもどかしさを
とても楽しんでいました。

また、
私が今やっている
目標持って行動をしていくとか、
売上を上げて事業を拡大していくとか、
がとても陳腐なものなのではないかと
いう疑いも少し出てきました。

「なるほど・・・
今ここに全てがあるということですか?

過去も未来も、相手も自分も、
体験も感情も、

全てが今ここにある。
そういう意味で合ってますか?」

「うん、そうだね。」

私は先輩と話すと
いつももどかしさを感じるので
「解釈はこれで合っているか?」
と確認してしまいます。

先輩はいつも
「そうそう。」
と返答してくれるので、ほっとします。

でも、私の解釈は
きっと全てを
言い当てているわけではないんだと思います。

この世の真理のパズルが目の前にある。

ヒントをもとに謎解きしながら、
1つずつピースを置いておくような
ワクワクする感覚でした。

「生理的な欲求以外、
もう何も欲望がない、、
そうなんですね。ふーん・・・。

それは自分の
人生の楽しみを育てていくところは
もう興味がないんですかね?

先ほど言ってくれた
「黒い部分を探している」
ということと関係ありますか?」

「そうそう。
黒い部分を探しているのが
今の楽しみなんだと思う。」

「“黒い部分”とは何ですか?」

「白い中にある1点の黒。
黒がないと白が分からないし、
黒があるから、白があるじゃない。

それで、黒の1点を探して
その中に入っていくと、
やがて白になるんだ。
それが面白くてね。」

「うーん、もう少し
詳しく聞いてもいいですか?」

「これは多分キリスト教の
考え方なのかなと思う。

神は本当は白も黒もないんだ。

神は、人がなぜ
白とか、黒とか
ある、ないとか
言っているのかを
不思議に思っている。

白と黒は多分人間ならではのもの
なんだろうね。

白い中に1点だけ黒があると
違和感があるじゃない。

だから、黒は“違和感”かな。

人はずっと違和感を探している。

違和感に気づいて
それは違うと分かり、
自分としての輪郭を得ていくんだと
思うんだ。

だから、黒は“違和感”。

違和感を見つけると、
自分が分かるし、
この世界が分かるんだ。」

先輩はいつも
私は全く違うところから
世界を見ているんだな。
異次元だなと思いました。

今回も私はまた夢中になっていました。

私の隣で片耳だけ聞いてる旦那さんは
「(先輩の言うことを)
全然、分かんない。通訳して」
と私に言いました。

先輩は、本質を難しく
こねくりまわしているわけでは
ありません。

相手に合わせた話の仕方をするんです。

今は、旦那さんではなく、
私と話している。

だから、私が大好物のような話し方を
してくれていることに
私は気づいていました。

バラバラになっていたパズルのピースが
どんどん正しい位置に
自ら戻っていくような感覚が
始まっていました。

もう少しで、
全体像が見えてきそうです。

でも、まだこのパズルに何の絵が
記されているかは、見えてきません。

「違和感を通して、
自分や宇宙を知るか、、、。

心理学的に言えば、
投影ということで合ってますか?

自分への制限、違和感が
目の前の現実で違和感となり見える。
それを回収する・・・?」

「うんそうだね。

もっと言えば、
“ある”は“ない”ということなんだ。」

「“ある”は“ない”?
・・・。

自分の違和感、制限なんて
本当は存在しない、ということで
ことですか?」

「うん、そうだね。

もっと言えば、
違和感だけでなく
全て、“ある”は“ない”んだ。
ワンネスという考え方があるでしょ。

本当はワンネスもないんだ。」

「ワンネスもない??・・・」

私はこの辺で、混乱していました。

いつも通り、
心地の良い混乱でした。

脳内でアドレナリンなのか、
なんなんか、
よく分からない物質が出ているのを
感じていました。

先輩は
神のように、
同時にまるで小さな子供のように
微笑んでいました。

私は混乱中ですが
パズルのピースは
さらにどんどんと正位置に
戻っていきました。

もうすぐです。

ワンネスでもない。
“ある”は“ない”。

「ブッタがよく言うところの
”全ては無である”
ということの意味合いのことですか?」

「うんうん、そうだね。

“ある”は“ない”んだ。
そして、それを見ていくと
“ない”は“ある”と気づくんだ。

また、“ある”は“ない”と気づいて、
そうして
“全て”になっていくんだろうね。」

また混乱していました。

〜〜〜

帰りの車を運転しながら、
私の頭の中では
陰陽のイラストが
思い浮かんでいました。

陰陽のイラストは、
白の中に、黒い点があります。
黒の中に、白の点があります。

黒い点は、まるで
”目”みたいだなと思いました。

生命の誕生の絵にも見えます。

やっと
パズルの全体像が
浮かび上がってきました。

まとめるとこんな感じでしょうか。

・信頼して流れに身を任せること

・バランスであること

・良い・悪いと感じること(陰陽)を
繰り返していいこと

・1点を目で見つめるように
“今ここ”にもっと集中すること

・そうすれば、
“陰陽師”のように望む未来への道を
予言できるということ

・今夢中になっていることに
合っている間違っている“ない”こと



私は少し前に
仕事の迷いについて
上の方?宇宙?へと
質問を投げていたのですが、

その回答をいただいなと思いました。

流れが来たら、流れに乗る。

今ここで五感をフルに使って、全てを感じる。

そうすれば、生命が育つ。

この話を聞いて
あなたはどう感じましたか?^ ^

もし、よく分からなくても当然です。

私もまだよく分かっていません。

が、きっと大丈夫なのでしょう。

今日も読んでいただき、
ありがとうございます。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次