行動が止まってしまう場合の解決策

目次

行動が止まってしまうのも、心が問題。心のケアで行動できるようになる

千葉、海の近くの
自宅仕事部屋にて、、

今日は
起業されて仕事を軌道に乗せたいけど
行動が止まってしまう
クライアント様とのセッションを
シェアさせていただきます。

行動が止まるとしたら、
心で何かが起こっているのかも
しれません。

今日のクライアント様
ここではMさんとしますね。

現状把握、行動が止まってしまう時

「ここ1ヶ月くらい
結構行動できていたんです。

それが、ここ2日くらい
ピタッと止まってしまいました。

2日経って気づいたのですが
頭の中でずっと言葉が
流れていたんです。

『ブログ書いたり
SNSを更新したり、
それって本当に意味あるの?
少し前に流行ったやり方じゃない?

そんなことしても
どうせお客様来ないと思わない?

想像してみて、
ほら、数ヶ月たっても
申込が入っていなくて
誰もいないの。
シーンとしている。』

こんな感じの言葉です。

こんなことを自分が自分に
言っていることさえ、
気づいていなかったんですけどね。

私は
体がだるいような、
頭が痛いような感じがして、
なんかイライラしていました。

何にイライラしているのかも
分からなくて。

で、家族の行動に
イライラして、
いつもなら言わないことを
注意して、
喧嘩になりました。」

行動が止まってしまう時に心で起こっていること

1つ目の人格(自分を責める場合)

「そうだったんですね。

そのような言葉が
頭の中で流れていたんですね。
いや、よく気付きましたね。

気づかないことの方が
多いですよ。

それは
人間誰もが持っている
5つの人格の中で
誰かわかりますか?」

「ああ、
5つの人格か・・・。
なるほど。

うーん、
強い感じで責めるような意見を言う。
“裁判官”ですかね?」

「そうそう裁判官ですよね。」

もう一人の人格(反抗して駄々をこねる場合)

「それに対してさらに
Mさんは、
だるくなったり
頭痛がした。

そして、イライラして
強い言葉で対抗した。
(家族にですが)

この人格は何だと思いますか?」

「裁判官の他に
また別の人格に
自分が入っている、
ということがあるのですね?

あー、なるほど。

えっと、
体調が悪くなって
行動しない、、、

人格、分からないです。」

「うん、分からなくて
もちろんいいですよ。

フィードバックすると、
AC(アダプティドチャイルド)
=“反応する子供”ですよね。
裁判官の言葉に反応している。

ACの中でさらに分類がありますが、
“反抗する子”
かと思います。

裁判官に反応して
イライラして反抗した。

誰と話しているのか分からないから
家族に対して反抗した。

まあ、反抗したという言葉は
ちょっと強いですけどね。」

「ああ、ACの
”反抗する子”という人格が
あるんですか。
まさしく
それですね!」

繰り返されるネガティブパターンの過去との関係性

「なんか、昔の
自分の母親と自分の
関係みたいですね。

なんやかんやダメだと言われて、
それに言い返す。

これは、、、
どういうことなんでしょう?

自分で新しい世界に行くのを
止めるパターンに
入っているということですね。」

「そうそう。
その通りです。

自分が新しいチャレンジを
している時、

心では、
=脳内対話で
行われていることは、
小さい頃の親とのコミュニケーションが
関係していることが多いんですよね。

それで、
裁判官はなんでそんなこと
言っていると思いますか?
裁判官の感情は?」

「そうですね、、、
裁判官は自分を信じていない。
あとは、怖い、、かな?

そうか、本当は
私は怖いのか、、、。

そんなに怖さがないと
思っていたんですけどね。

私は怖いのかな?」

「そうそう、
自分を信じない。

信じないようにして
怖い思いをこれ以上しないように
守ろうとしているだけなんですけどね。

怖い、だと思いますよ。

人生の新しい領域に入るときは
人間、誰もが本当は
未経験の恐怖を持っている。

誰かに何かを言われること
失敗することに慣れているつもりでも、

この件に関しては
どうなるか分からない、
先がまだ見えていない、
という怖さは
誰もが感じるものですよ。」

「ああ、
分からない怖さ。
確かにそうですね。
早く分かりたくて
仕方ないです。

それで、
どうしたらいいのでしょうか?」

望みをあらためて明確にする

「現状の心の状況が
わかって、
障害もわかりましたよね。

障害は、
”どうせできない”という
思い込みを出してきて
行動を止める。

次は望みですね。
どうなりたいです?」

「どうなりたいか?
もちろん、今のチャレンジを
軌道に乗せたいです。

安定的にお客様にきていただいて
売上を伸ばしたいです。」

「いいですね。
安定的にお客様が
きてくれるといいですよね。
安心ですね。

そうなるために
自分はどうありたいですか?」

「自分は、、
うーん、、、
そうですね、、

行動を止めずに
し続けたいです。
やはり、行動が結果を作ると思うので。

良い気分で、未来を信じて
行動を続けたいです。」

「良い気分で、未来を信じて
行動を続けたい、
いいですね。」

行動できない時の解決策

「では、解決策に入っていきましょう。

二人の統合をしましょうか。」

解決策は「分離している自分を統合すること」

「二人の統合?
”裁判官”と“反抗する子”の
統合ということですか?」

「そうそう。
二人がうまくいっていないので。
二人を統合するんです。

幸せになる方法、
願いを叶える方法、
というのは、
人格統合なんですよね。

いろんな自分と
仲良くなることなんです。

いろんな自分としっかり
対話する。

対話にしっかりと時間をかけると
分かり合える。

対話をすると、
信頼が深まるんですよね。

信頼していると
安心して行動をやってみようと
思える。

一緒に行動や成果を喜べる。

これって他人との人間関係でも
同じだと思いますか?

もともとは同じ未来を
目指しているのですが、
強みが違うだけなんですよね。

視点や、主張するポイントが
違うだけなので
対話すれば仲良くなれます。」

「人格統合???

なるほど。
幸せになる方法は、
がむしゃらな努力ではないんですね。

いや、行動という努力も
時にあるんでしょうが。

なるほど、
自分と対話して
仲良くなるんですね。

それでスッキリするから
余計なことを考えず
今に集中できるということか。

そういうことなんですね。

自分との対話、
なんかいつもさっきの
パターンで
終わっていたのかもしれません。」

「その通りです。
Mさんは、どんどん気づかれています。

心を使って
幸せになる方法、
願いを叶える方法を
どんどん理解していますね。
素晴らしいです。」

そうして、
私とMさんは
二人の人格統合に入りました。

自分の中の
”裁判官”と”反抗する子”

それぞれに入り込み
30分ほど対話をしました。

具体的な手法1「感情採点」

まず、感情の認知行動療法
(=感情採点ワーク)
の手法を使いました。

本当の感情の認知をしました。

「怖いのだ」という
本当の感情が溜まっていると
それが邪魔をして
真実が見えなくなるんです。

感情を無視して
理論だけで話し合うと
いつまで経っても
平行線で話が折り合わないからです。

相手がなぜ
そんな嫌な行動をとるのか?
それは「本当の感情」を認知すれば、
納得はいかなくとも、
「まあ、そういうことだったのか」
と認知はできるんです。

具体的な手法2「ポジションチェンジ」

次にポジションチェンジ
(=エンプティチェアとも言います)
という技法を使いました。

それぞれ分からないことを
質問して、考えを話しあいました。

と言っても、これは
自分の中の対話なんですけどね。

人間誰もが複数の人格が
あるんです。

どこかの人格の
パワーバランスが過剰なので
バランス調整をしています。

まとめ

本当の感情を認知すれば、客観的な視点が戻り大切なところが見える

「Mさん、
しっかりと二人に入り込み、
対話をしましたね。
何に気づきましたか?」

「はい、たくさん
気づきました。

まず、裁判官のいいところは
リスクヘッジできるところです。
最悪のケースを伝えてくれるのは
そんなに悪いことではないと
気づきました。

多分本当の感情を出したあとだから
裁判官が伝えてきていることを
冷静に捉えることが
できたんだと思います。

もしブログやSNSの発信をしても
誰も来ないとしたら?
というケースを考えた場合、
どうすればいいのか?
と考えることができました。

それで、自分は死なないな、
思いました。

それでも仲良くしてくれる人はいるし、
家族もいるし。」

行動ができない時は、目標を大きく捉えすぎている場合が多い。もっと小さく具体的にする

「また、私は
誰も人がいない場所を
無意識では
リアルに何度も
想像していたんです。

それはざっくりしたコンクリートの
建物のイメージでした。

ゾッとします。

きっといつの間にか
お客様ではなくて
自分ばかり気にして、

ざっくりした大きなイメージしか
もてていなかったんだと思います。

誰も来ない、ではなくて
目の前の人リアルに
3人くらいを決めて、
その人とまず
挨拶できるようになること、

このようにベビーステップの
目標をもてば、
なんか、できそうな気がする、
と気づきました。

方針を伝えたら
そうしたら、AC(子供の人格)は
その通りにするよ、
と言ってくれました。

何かすごい魔法のような対策が
出てきたわけではなくて
ただじっくり対話しただけで
なんか安心できました。

裁判官の自分にも
ありがとう、です。
自分でもびっくりです。」

〜〜〜

セッションが終わり、
Mさんは
安心された優しい表情に
なりました。

人が願いに対して
行動できない時、
もう一人の自分との対話が
不足しているんです。」

成果を劇的に出す魔法はない。探し続けて時間を使ってしまっていないか

特別な魔法みたいな対策が
思いつくとかではないんです。

ただ、今ここに戻ってくるだけ。
安心に戻ってくるだけ。

それで、エネルギーが満タンになるので
行動できる。

自分の心を深く認知すれば、行動できる

嘘みたいな本当の話です。

そして、Mさんは
またスッキリと行動を
再開されたそうです。

私たちが
1日にできることは
たかが知れています。

それに焦りがちですが
恐れないでいい。

ああ、これが進んだと
いちいち、自分と話しあう。

ということで、
Mさんは、
紛れなく私、矢作雅子でした。

ちゃんちゃん。笑

セルフでセッションで
できるようになると
本当いいですよ。

人生が早く確実に、
進んでいきます。

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