千葉、海の近くの自宅リビングにて、、
「身近な人にモヤモヤするのが
繰り返されている」
というテーマで
セッションをしました。
その2です。
→前回のブログはこちら（最初にやること）
前回は、クライアント様の
感情解放をやりました。
心の奥にしまいこんでいた
本当の感情をまず出さないと
問題を冷静に取り扱うことが
できないからです。
相手が変わるべき、
をグルグルすることになります。
次は、自分の根本に戻り
許しのプロセスに入ります。
本当は相手が許せないのではなくて
自分の中の片づけたい許しが
残っている。
それを投影して相手にみていることが
ほとんどなんですよね。
本当、
人間関係て不思議です。
〜〜〜
「Aさんはこのネガティブが
繰り返されている件について
どんなビリーフを
持っていると思いますか？
ビリーフとは
無意識の思い込みのことです。」
「ちゃんとしないといけない、
ですかね。」
「そうですね。
ちゃんとしないと
過剰に恐ろしいことが起こる、
と無意識で思っている。
だから自分の
“ちゃんと”の領域をおかす人が
とても怖いようです。
何かそう思い込んだ
根本となった出来事って
ありそうですか？
小さい頃の親との関係とかが
多いのですが。」
「ああ、そうですね・・・。
小さい頃で思い浮かぶのは
よく母親が祖母に
怒られていたことかな。
ちゃんと家事とか子育てをやれって。
それで、自分が失敗すると
母親が怒られるし、悲しむって
思っていたかもしれません。。。
え！
こんなことが何十年も経って
今の人間関係にも影響している
ということですか？」
「そうそう。影響しているんです。
無意識のルール、
それこそがビリーフです。
うまく生きていくためのルール。
だけど、そろそろそれを
終了したくなってうずうずしている。
ルールが古くなっているわけです。」
「確かに、、、
それが根本にあるというのは
どこかで分かりますし、
そして、もう古くなっている
かもしれませんね。」
「今の現実に対して、
自分の過去を上乗せして反応していた、
ということはよくあることなんです。
自分が過去のためてきた怖さが
過剰に反応していた。
自分でも気づいていない
感情が溜まっていて
客観性がなくなっているので、
同じような対処ばかりを繰り返して、
おかしい、おかしい、
って思っている。
自分が同じような反応を
繰り返していたことについて
どう思いますか？」
「うーん、、、
今までだったら、
自分がだめだとか馬鹿だと
責め立てるでしょうね。
でも、仕方なかったとも言えます。
知らなかった。
誰も教えてくれなかった。
どこに聞けばいいのか
分からなかったです。」
「そうですよね。
客観的で捉えることが
できています。
すごいです。
Aさんもまた、
そのスタッフさんと同じような感じ
だったのかもしれません。
トイレの隅の掃除、ではなくて
心の隅の掃除、をできなかった。
うすうす分かっているけど
ネガティブの感情が固まっていて
うまく動けなかった。
感情が溜まっていると
動きたいように
体が動けない、
客観的な思考が見えない、
ということになってしまうんです。
それに対して
自分を許すことはできますか？」
「うーん、自分を許す、、。
許せるような、
許せないような・・・。」
「許したいとは思いますか？」
「許したい、とは思います。
そこにこだわっても仕方ないし、
許した方がすすめるのなら
許したいです。
でもどうしたら許せるのか、
分かりません。」
「許したい、とは思うのですね。
許せる方法、
それは劇的なやつがありますよ。
知りたいですか？笑」
「劇的なやつ！
知りたいですねー。」
「ですよね。
それはね、簡単です。
こう言うだけです。
”私は許します”
何度も唱える。
”許せないことも許します”」
「私は許します・・・
うーん、なんか変な感じがしますね、、
できるかな。
言ってみると、
何を許すのかな？という
問いが出てきます。」
「慣れていないので、
変な感じしますよね。
それでもいいですよ。
言葉先行でいいですよ。
何を許すのか、
も気にしなくていいですよ。
いろいろ許す、くらいに
捉えるのでいいですよ。」
そうして一緒にこの言葉を
何度も唱えました。
3週間1日100回
唱えることを約束しました。
「許せないと
思っていてもいいんです。
どう思っていてもいいです。
言葉が先行で、
世界は作られていきます。
これが自分の受け入れです。
自己受容です。
自己肯定とも言いますね。
本当の感情を理解し、
許している状態。
自分を無条件に肯定し、
信頼している状態。
そんなに難しいことではないんです。
プロと一緒にやれば
サクサク進みます。
このあと
具体的な改善の行動をとらない、
ということではないです。
改善の行動はとります。」
〜〜〜
自分の本当の感情を理解した後は
許すプロセスです。。
こうでないとダメ、という
過剰な部分については、
卒業を迎えるわけです。
あなたは
身近な人でモヤモヤする人って
いますか？
そこにあるものを
客観的にとらえることが
できたら、
スッキリしそうですね。
このセッションの続きは
→また次のブログで。
次回は
「相手に入る」に
入っていきます。
あなたの心で何が起こっているのか？
思考の癖を紐解いてみませんか。
