身近な人にモヤモヤが繰り返されている時その1

千葉、海の近くの自宅リビングにて、、

先日
「身近な人に対してモヤモヤするのが
 繰り返されている」
というテーマで
セッションをしました。

クライアント様の了承をえて、
長年抱えていたモヤモヤが
解決に至ったケースを
シェアさせてください。

その後、クライアント様は
モヤモヤが解消され、
毎日が楽になったそうです。

楽になってみて、
自分がどれほど
このことに苦しんでいたか
実感したそうです。

自分の心が変わると
毎日の感情が変わり
世界が違って見えます。

毎日が変わるので
人生が変わるんですよね。

あなたは最近
身近な人にモヤモヤしたのは
いつでしたか?

〜〜〜

クライアントAさんとします。
仮に仕事は美容室の経営としますね。

Aさんは美容室で
部下であるスタッフの方に
毎日モヤモヤしていました。

「お願いしたことを
ちゃんとやってくれないんです。

例えば、
朝、トイレの掃き掃除を
ちゃんとして欲しいのに
ゴミが隅の方に残っていたり、

来週までにシャンプーの練習を
してくる約束になっていたのに、
ちゃんと練習してこなかったり。

“なぜやらないのか?”
と聞くと、黙ってしまうんです。

何度も声がけしているんですけど。

本当になぜ分かってくれないのか、
やってくれないのか、
謎です。」

Aさんの気持ちも分かります。

相手に何度同じことを言っても
変わってくれない時、
モヤモヤしますよね。

仕事ならお客様を嫌な気持ちにさせる、
売上に関係することなので
なおさらだと思います。

「それで、
どうなることを望んでいるのですか?」

「それはもちろん
スタッフがちゃんと
当たり前に仕事をやってくれるように
なることです。

別に高度なことを求めているわけでは
ないんですけどね。」

どんなテーマでも
まずは「望み」
欲しい結果を明確にします。

ここの設定を間違えると
話はとんでもない方向へ
いってしまいます。

人間関係の問題の場合、
「相手に変わってほしい」
と言われることは多いです。

「うん、そうですよね、
相手に変わって欲しいですよね。
仕事としてちゃんとやること、
ある意味、私も当然だと思います。

その上で、その望みの設定は
危険を秘めているのかもしれません。

相手次第になるので
相手にこちらが
コントロールされてしまう
トラップにはまるかも。」

クライアント様は少し考えて
「確かにですね。では、
”私が”を主語にする
と言うことですね。」

客観性を持っている方なので
どんどんご自身で気づかれていきます。

「私はどうなりたいか?
うーん、そうですね。
相手を変えたいです。
相手が変わるようなマネジメント力を
もっとアップさせたいです。」

「相手が変わるような
マネジメント力をもっとアップさせる。
それはとても良い望みですね。

自分の考え方と振る舞いを変えていく。
それが結局一番早いですよね。」

「ただ、マネジメントできることは
もうやっているつもりなんですけどね。

何度も声がけするとか、
褒めるとか。
いわゆる人を動かす力
っていうんですか?」

「そうですよね。
Aさんは勉強も
たくさんされていますね。
すでにやっていることも多いですよね。

まず、具体的な解決策に入る前に
先にやることがあるんです。」

「ほぉ、先にやること。」

「そうそう。
それはね、感情解放です。

本当の感情を
自分が自分で分かってあげる
という作業です。

自分が自分の感情を分からないと
相手の本当の感情が
分からないからです。」

「感情解放?
本当の感情?
自分が自分を分かる?
ほぉ・・・
分かるような分からないような」

「そうそう。
Aさんはずっと朝起きてすぐも
お風呂に入っている時も
寝る前も“モヤモヤ”している。

もう“面倒くさい”
と言っていましたね。

“モヤモヤ”と“面倒くさい”は
実は偽物の感情なんです。

偽物は感じれば感じるほど
増えていってしまい、
根本解決から
遠ざかってしまうんです。」

「偽物の感情というのが
あるんですか!?
感じるほど増える?
えー!それは嫌ですね。」

「モヤモヤは第2感情。
モヤがかかっている状態で
ただ裁く、
という状態に入ってしまいます。

面倒くさいは第3感情。
もうあきらめの状態。
感じないようにしている状態です。

感じないようにしても
本当はその感情はあるので
それを心の奥にしまいこむんです。

まるでゴミがあるのに
ずっとゴミを捨てないで
家に置きっぱなしに
し続ける感じです。

そうすると、何が起きるか、、。
体の不調になって出てきます。」

「えーー、、、
体の不調!
確かに、最近、すごくだるいんです。
マッサージに行っても
またすぐだるくて。

これは感情を溜めているという
ことなんですか。」

「そうなんです。
だから、まずは感情解放です。
本当の感情を分かってあげる。

そうすると、頭スッキリした状態で
今までより客観的な視点が出てきます。

見えなかったところが
見えるようになるんです。

全体が見えるので、
問題解決が早くなる。

だから、感情解放から入るんです。」

「なるほど、、、。
見えなかったところが
見えるようになるんですか。
それはいいですね!

最初は感情を感じるなんて
なんか意味ないと思っていましたが
確かに、本当は“ある”んですもんね。
片付けないとですね。

それで本当の感情ってなんですか?」

「本当の感情とは
ネガティブは3つだけです。
悲しい、寂しい、怖い
この3つです。

1つずつ
こう声に出して言ってみてください。

私は悲しい。
(ゆっくり悲しみを体で感じて)

私は寂しい。
(ゆっくり寂しさを体で感じて)

私は怖い。
(ゆっくり怖さを体で感じて)」

Aさんは目を瞑って
素直に言われた通りに
やってみました。

「どれが強そうですか?」

最初は分からないと言っていましたが
私のアシストにより
どんどんと感情が出てきました。

「私は悲しいです。。。

何度も言っているのに
分かってくれなくて、
本当にもう、悲しいです。

一緒にお店を
盛り上げていきたいだけなのに。

こっちの気持ちだって
分かって欲しいです!
悲しいです!

なんか泣きそう。
あれ、、おかしいな・・・」

Aさんは
涙目になっていました。

それから
一人で頑張っている感じがして
寂しさもあること、
そして怖さもあることも
気づかれました。

「怖いです。
売上が上がらないことが
とても怖いです。

お金借りてるし、
親にも大丈夫なのかと
何度も言われるし、、
失敗したら怖いです。

スタッフの態度が悪いことで
お客様を傷つけることも
怖いです。」

一番奥にあったのは
怖さでした。

本当はAさんはとても怖かったんです。
さらに涙が流れていました。

「自分がこんなに
怖かったなんて、、、
本当にびっくりしました。」

「怖さを感じていいです。
まずあるものはあるので。
怖さがあることを認知しましょう。
怖さを抱き締めていいです。」


〜〜〜
感情解放はこれでOKです。

自分が本当の自分を分かる。

人って、誰かに分かってもらえたら
なんか安心して
素直になることが
できるじゃないですか。

それを自分でやるということです。

あなたは本当の感情を
日頃から分かってあげて
いるでしょうか?

しまいこんでいないでしょうか?

原因不明の体調不良はないですか?

では、次のステップに進んでいきます。

次にやることは、
自分の根本に戻ります。
戻って
「許す」のプロセスに入ります。

→感想・質問はお気軽にこちらまで
送ってくださいね。

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