隣町の朝早くからやっている珈琲店にて、、
先日、
アサーティブコミュニケーションの
勉強会を開催しました。
アサーティブとは
「自分も相手も大切にする自己表現」
のことです。
ただ、自分の意見を伝える、
ということではなく、
自分と相手の「尊厳」を保ちながら、
感情的ではなく、客観的に、冷静に、愛を持って、
自分の考えや気持ちを伝えあうこと、です。
参加してくださった方には
自分が誰かと話をするとき、
どのような特徴があるのか？
を考えてもらいながら
ワークに取り組んでいただきました。
私はといえば、最近は
アサーティブでいられることが
より増えてきました。
しかし、今までは
ネガティブを感じる時の
特定のパターンを持っていました。
（ネガティブの特定パターンは
ほとんどの人が持っています。）
例えば、私は
少し前、会社で働いていたときは、
がんがん意見を強めに言う社長に対しては、
「非主張的」な態度でした。
非主張的とは、
人に、もっと頼んでもいいことを頼まなかったり、
断ってもいい場合に、引き受けてしまうんです。
相手にとっては「いい人」と見られたい
という心理から
嫌だけど、引き受けてしまうんです。
でも、ときに
自分の時間や思いを犠牲にするので、
ストレスをためることになるんですよね。
結局、それがたまりにたまって
自分の限界を超えると
「攻撃的」な態度になるんです。
配慮がない人を激しく責めてしまう、
というふうになってしまっていました。
「あなたが私を不幸にするのよ！」
というような感じです。
なんと、他人任せな・・・汗
社長に対してだけでなく、
母に対しても
このパターンはしょっちゅう
出てきていました。
そして、
今の旦那さんに対しても
今だに、ときおり、
このパターンが出てきます。
相手とのやりとりで
ネガティブを感じたときを
振り返ってみると、
本当にあきれるほど
いつだって、
毎度この同じパータンです。
あとになって、笑ってしまいます。^^
そして、
アサーティブのやり方を知って、
とても楽になりました。
相手と意見が違うときでも、
余裕を持って、
自分と相手の気持ちを感じながら
話あえるので、
より、深くつながりを
感じられるようになりました。
「まあ、違っていてもいいか。それもありか。」^^
という感じ。
アサーティブを学んで
実際に、自分も使い、
クライアントさんにも使ってもらって、
改めて、気づいたことは2つです。
テクニックの方ではなくて、
その前提のあり方のほうでした。
1つは、
「自分がどうしたいかを、自分が認知しているか」
ということです。
結局は、
・自分がどうしたいのか？
・自分がどう感じているのか？
を知らないと、
相手に伝えることができないんですよね。
自分の本当の気持ちを伝えることができたとき、
例え、
相手が自分の要望通りにならなかったとしても
結構スッキリする、
ということがわかってきました。
自分がどうしたいのかわかっていないと
思考停止になってしまうんですよね。
そもそも、自分がどうしたいかを
日頃から向き合っていることが大切なんです。
もう1つは、
「自分が、自分の人権を守れているか」
ということ。
アサーティブを学んだら
「アサーション権」なるものがあることを
知りました。
アサーション権とは
「私たちは、
誰からも尊重され、大切にしてもらえる権利」
のこと。
世界人権宣言30条に
記載されている内容です。
自分らしくいていい権利
自分で責任をとる権利
失敗してもいい権利
：
：
などなど100以上あります。
なんと、
自分が大切にされる権利がある、と
明確に、世界で認められている、
言葉で記されている、
と知って、安心しました。
まあ、確かにそうだよねぇ、と。
これ、小学校で教えてくれたらいいのに。^^
ただし、
自分がちゃんと自己表現をして、
自分の人権を行使するかどうかが
自分にかかっているんですよね。
自分を大切にできているか、が
問われているんです。
私たちは、
自分が自分の考えや気持ちを認知していて、
自分が自分の人権を守れていれば、
安定していられます。
自分の心の安定こそが、
相手の態度が良くも悪くも、
反応しすぎない自分を作り出す。
相手が良い反応であっても、
期待した反応でなかったとしても、
自分の余裕があるから、
愛を持って、相手の立場へと、
想像力を掻き立てることができる。
人間関係において、
80％とは自分との関係
というのは、
本当にそうだなーと
また改めて、実感しました。
いつだって、この本質に戻ってきます。
（ただいま^^）
もしも、
相手ともっと話し合って
互いにわかり合えたら、
なにが起こるのかというと、
つながりを感じれば、
もっと強くなれる。
勇気が出る。
そして、
この世界で
ワクワクしたものを
もっと見つけることができるようになる、
のかもしれませんね。
今日はあなたにこれを聴きたいです。
「あなたは今、
自分が何を考え、どんな気持ちですか？」
それを認知することが始まりです。^^
今日もありがとうございます。
