映画「365日のシンプルライフ」を実際に始めてみた

冬の始まりを感じる
青と白の事務所にて、、

あなたが
一番好きな映画は
なんだろうか?

映画が思いつかない場合は
一番好きな本は
なんだろうか?

その映画や本の
どの辺が好きか?

という2つの質問で
その人の
大切にしたい価値観
というのが
一発で明らかになる。

私はというと
迷うことなく
答えることができる。

一番好きな映画は
「365日のシンプルライフ」
だ。

ご存知の方も
いらっしゃると思うが
内容を少し紹介しよう。

~~~

主人公は
フィンランド人の男性。

ある日、恋人にふられた。

お金もあまりない。

社会的な成功が
あるわけでもない。

人生は
パッとしなかった。

ふと家を見渡すと
モノばかり。

あまりに溢れすぎた
モノを見て
一体何が大切なのか
わからなくなったのだ。

心の穴を埋めるために
たくさんのモノを
買っていた。

モノだけではない。

手持ち無沙汰になると
すぐに
SNS、Youtube、
映画、本、
テレビ、ゲームなどで
たくさんの時間を使う。

今の現実から目をそむける。

頑張っていないわけではない。

でも、
自分は誰なのか。

自分にとって何が大切なのか。

どうなりたいのか。

わからなくなったのだ。

そして、
ある実験をすることにしたのだ。

ルールは以下の通り。

・あまりに溢れすぎた
 家の中の全てのモノを
 倉庫に預ける。

・365日間、
 本当に必要だと思うものを
 1日1つだけ
 取り出すことができる。

・1年間何も買わない。

これは
実際の事実をもとに
作られた内容である。

主人公の365日で
起こったこと、
気づきを
ただシェアするだけの
ドキュメンタリー映画である。

何か大きな出来事が
起こるわけではない。

淡々と
人の日常と日記を
覗くだけのような
静かな映画である。

1つ選ぶたびに
「自分にとって
今、必要なモノは何か?」
を考える。

なんのために
それを買ったのか。

その奥で
どんな欲求があったのか。

そんな中で
モノに反抗し、
自分に反抗する。

モノや人が
恋しくなる。

モノと向き合うことで
自分と
自分の人生と
向き合うことになるのだ。

気持ちは
日々変化していく。

~~~

私はこの映画が
ものすごく好きである。

1年に1度は
ものすごく観たくなり
一人夜中に見る。

そして、
何かに気づく。

まさしく
この映画は
自分の価値観を
表していると思う。

自分の会社名を
「the answer」
としているのだが
この映画と同じ価値観だ。

『何が大切なのか。
その答えを見極めろ』

というメッセージである。

大切なものがわかっていて
それを大切にできれば、
人生は楽になる。

私が私を
幸せにすることが
できるのだ。

自分を愛するとは
そういうことなのだと
思う。

私は長年
この映画で
やっていることを
一度体験してみたい
という強い欲求があった。

~~~

先日、コロナに感染した。

今は完全に回復したのだが

最初の2週間は
死ぬんじゃないかと思うほど
自分としては
かなりきつかった。

咳がひどく
呼吸がうまくできないので
たまに深呼吸が2回ほどできると
涙が出た。

長く食べられず
一気に5キロ痩せた。

食欲が戻った時は
心底、安心して
むさぼるように食べた。

”当たり前”が
”当たり前ではない”
ということ。

「有難う」の
意味に気づくことになる。

本当に
人間とは愚かである。

私はバカだ。

有ることが
とても難しいことを
また忘れかけていた。

~~~

体調が復活し、無性に
「365日のシンプルライフ」を
本当に体験してみよう
と思ったのだ。

「本当は
あれをやってみたかった」

で人生終わらせる
わけにはいかない。

家の中を改めて見ると
やはりモノに
溢れている。

特にリビングは
旦那さんの
サーフィン関係
キャンプ関係
お酒関係で
溢れていた。

ここはあまり
手をつけることはできない。

自分の部屋だけ
手をつけることにした。

クライアント様や家族
自分の健康に
支障が出ない範囲で
やってみようと思った。

~~~

映画
「365日のシンプルライフ」
の始まりは

全ての荷物を
倉庫に預けた後、
1日目は
裸で家で過ごす。

パンツも履かずにだ。

パソコンもない。
テレビもない。
スマホもない。

だから
何もすることがなくて
ただ窓際で
空を見るのだ。

夜中になり
雪の中
裸で倉庫まで
走っていく。

雪だから
めちゃくちゃ
寒そうである。

裸足だから
道路はひんやり冷たく
とにかく走る。

そして、
最初に主人公が選んだものは
コートだった。

まずは体を守るものを
選んだ。

~~~

こんな感じで
映画は始まる。

独自のルールにはなるが
私なりの
「365日シンプルライフ」
をとうとう始めてみた。

最初にやったことは
まずは服だ。

私はもともと
すごい服好きなのである。

20代の頃から
給料の全てを
服につぎ込んできたと思う。

どう人から見られるか、
迷い、苦しみ、
同時に楽しんできたのが
服である。

何度も断捨離を繰り返し
今はだいぶ処分したので
少なくなっているが

自分にとって
服と向き合うことは
本当に楽しみである。

全てを袋に詰め込んだ。

そして、
事務所に服を移動した。

これで簡単には
取り出せない。

映画と同じように
事務所で
全裸になってみた。


寒い、
寒すぎる。

今、裸で
これをかいているのだが、、、

寒い、
寒すぎる。

やばい。

ガタガタ震えながら
今これを書いている。

指がうまく動かず
うまくキーボードが
打てない。

1日で
風邪をひくかもしれない。

早速、体を守ってくれる
服のありがたみを
嫌というほど
実感していた。

全裸ではいられない。

ここは事務所なので
猫はいないのだが、

もし猫がいたら
私はずっと猫を
抱きしめていると思う。

そうしてなんとか
寒さをしのぐだろう。

こうして
人や動物との「ハグ」が
どれほど
人の心細さや命を守ると
脳に深く刻み込まれているか
を考えていた。

ハグをすると
脳内に
生きるために必要な
安心ホルモンが出るのも
納得できる。

この後のことを
想像してみた。

これから
夕方になって

全裸で家まで歩いて帰り
全裸でご飯の支度をし
全裸で旦那とご飯を食べる、、、


のは、
さすがにまずい。爆

そもそも
外を全裸で歩いたら
捕まるし、

全裸でご飯を食べていたら
旦那にもひかれるだろう。。爆

ということで
やはり服は着て帰ろう。

(そりゃそうだ。笑)

ということで
やっぱり
今めちゃくちゃ
寒い。

もう限界だ。

1時間全裸で
頑張った私はえらい。

そろそろ
最初の服を選び
着ることにする。

あああああああああ、、

あああああ、、、

(↑寒さで混乱のおたけび)

ということで
今後私なりの
365日のシンプルライフを
やってみようと思う。

いつまで続くか
わからないけど。

続きは好評なら
また書きます。

自分にとって
何が大切なのか

さらに
明らかになる実験が
楽しみでならない。

今日もありがとうございます。

追伸、、
我ながら一体
私は全裸で何を
やっているんだ!?

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