心の問題を100%根本解決することに向き合い続ける〜成果を出すのに時間がかかったケース紹介〜

知り合いの
コーチングのコーチの方、
カウンセラーさん、
セラピストさんなどと
話していると、

私は時折、変人扱いされる。

私がクライアントさんの
「心を根っこから変えて
100%の解決を目指している」
執着がものすごいからだ。

自分では
”執着”という感じは全くない。

クライアントさんの
悩みを100%完全解決、
心を劇的に変えていく

という仕事について、
ワクワクがあるが
それだけではないのは確かだ。

早く解決したいのに、
なかなか解決できないとき
やはりモヤモヤや苦しみが
ともない続ける。

頭の中はそれでいっぱいに
なったりもする。

例えるなら、
ミステリー小説か
推理小説の中に
自分が入り込んでいる感じだ。

自分はその小説の中で、
”刑事”をやっている。

刑事だから
季節関係なく
かっこいいトレンチコーチも
ちゃんと着ている。

なかなか解決できない
レアな事件について
ずっと犯人を追っている感じだ。

(”犯人”とはここでは
要するに、
「悩みを解決する鍵」
となることである。
タイプの特定、
対処法などである。)

可能性がある人に疑いをかけて、
一人一人
犯人ではない証拠を確認し、
潰していく感じだ。

それはとても時間がかかり
途方もなく、
根気がいる時もある。

一人ずつ潰していって
もう誰もいないよ、
となって
振り出しに戻る時もある。

そして、
最後に犯人をようやく見つけると
事件は解決する。

クライアントさんの
症例について
小説とか、
犯人呼ばわりとかして
すみません。

ただ、心のセッションにおいては
深刻になりすぎないことって
重要だったりする。

少しゲーム感覚というか、
少しひいた目線、
冷静な部分を
持ち合わせていた方が
早くゴールに辿り着くのだ。

そういった感覚がないと
クライアントの
ネガティブな感情、
闇、影のようなものに
一緒に飲み込まれてしまう。
迷宮に入り込んでしまうからだ。

だから心のセッションは
やらずにはいられない。

苦しい時もあるが
これ以上ないほど
素晴らしいことだ。

私が
「心の100%の解決を
目指している」
ことは、他人から見ると、
バカであり、
変人に感じるのも
理解できる。

医者が全ての病気を
治せないのと同じだからだ。

私は神でないので
本当は100%なんて無理なのも
知っている。

でも、昔イチローが
こんなようなことを言っていた。

「100%にはならないと
知っているが、
それを目指そうとすること自体に
意味がある」

私もそうだと思っている。

~~~

つい最近も
とてもレアな症例があった。

6ヶ月、
そのクライアントさんと
私のメンタルのメソッドを軸に、
心を変えて、夢を叶えることに
取り組んできた。

ほとんどのクライアントさんが
3-6ヶ月で
人生が劇的に好転する。

まるで別人のようになる。
別人というか、
本来の自分を
取り戻す感じだ。

しかし、
このクライアントさんは、
6ヶ月たって
むしろ心の不安定さが
進んでしまっていた。

私のメソッドが効かない時は
積極的に別の対処を試みる。

しかし、それも
ことごとく外していた。

思うような成果までは
辿り着かなかったのである。

試行錯誤していた。

頭の中では
この方のことで
いっぱいだった。

先ほどの例えに戻ると、

6ヶ月間、
犯人を追い続けているが
まだ捕まえられない状態だ。

約束していた契約期間が
終わってしまいそうになり、
あやうく、未解決事件に
認定されそうだった。

ただ非常におもしろいことに
時折、犯人は
姿を見せていたのだ。

たまに、防犯カメラなどに
暗闇の中、人影で映り込む。

少しずつ
私にヒントをくれていた。

まるで、
捕まえて欲しいと
願っているようだった。



どうしたもんかと
あきらめそうになっていた。

そして、
私は珍しく身近な人に
自分の心のうち、
6ヶ月答えが出ない
このモヤモヤについて
話した。

ネガティブな感情を
吐き出し、一掃した。

溜まっている感情を出すと、
見えなかったことが
突然見える時がある。

その2時間後、急に
その未解決事件の犯人が
分かったのだ!!!

急にひらめきが
降りてきたのだ。

あなたは
「パーソナリティ障害」
というのはご存知だろうか?

それが今回の犯人だった。

今回の症例は
パーソナリティ障害の
ある1つの種類に
ドンピシャだと
ようやく気づけたのだ。

この方と契約にあたり、
最初の頃に
パーソナリティ障害の可能性を
疑ってはいた。

しかし、
あてはまらない部分も結構あり、
そうではないだろうと、
その可能性を
早々に外してしまっていた。

それがこの6ヶ月かけて、
クライアントさんと
向き合い続けて
より心を開いてくれたことで、

本当はその特性も
持っていたことが
ようやく分かってきたのだった。

(医者として
診断したのではなく、
その可能性について
話し合ったという意味です)

話が一瞬逸れるが、
「ユージュアル・サスペクツ」
という映画はご存知だろうか?

まさしくこの映画の
ラストシーンのようだった。

少し映画のネタバレをすると、
最初から出ている人で
この人だけはありえないだろう、
と思う人が実は犯人だった!

と鳥肌ものの
衝撃的な素晴らしい映画だ。

そんな感じだった。

その後、この方の
パーソナリティ障害の関連本、
専門文献を
夢中になって読み込んだ。

何をやればいいのか、
何をしてはいけないのか、

びっくりするほど
答えが書いてあった。

感動して
泣きそうになった。

この障害にあたる方が
どれだけ苦しいのかの解説が
こと細かに描写されており、
それに胸が強く痛んだ。

クライアントさんは
私の想像以上に
苦しんでいたのだ。

私がメンタルコーチとして
対応していたことが、
逆効果となっていた部分も
あることも分かった。

例えば、
そのクライアントさんは
過剰に”愛”を求める傾向が
強かった。

私はせめてと思い、
その愛に
応えてきたつもりだった。

しかし、この症例では
”愛”を与えるのは逆効果だった。

”愛”ではなく、
”関心”を持つことが答えだった。

なるほどと、うなった。

霧が晴れ、
クリアな世界があらわれた。

今後、同じようなケースに
あたった場合のために
今回の症例をまとめておく。

次はものすごく早く
解決に向かうことが
できるだろう。

よかった。

時間を要したが、
クライアントさんと
私にとって、
必要な時間だったと思う。

とても幸せに満たされて、
感謝している。

~~~

「目の前の人のことが、
ものすごく深く分かること」

「分かろうとすること」

それはとても
素晴らしいことだ。

今日はあなたにこれを
聞きたいです。

「あなたは目の前の
大切な人をどれだけ
分かっているだろうか?」

今日もありがとうございます。

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