自己肯定感を高める方法をシェアします。
自己肯定感とは
自己肯定感とは
・自分の良い部分、悪い部分もありのまま肯定している感情
・自分の価値、存在を肯定している感情
・自分を信頼している感覚
のことです。
前提として、「私はOK」と思っているかどうかです。
※「交流分析」では、自己肯定感が安定していて、高い状態を「私はOK」と表現しています。
交流分析とは、1950年アメリカの精神科医エリック・バーン博士によって創始されました。
人において観察できる「行動」に焦点を当てた人間学的心理学の哲学をもった統合的な心理療法です。
「肯定」という言葉が誤解を招きやすい
「肯定」というの言葉の意味が誤解を招きやすいのですが、
悪い部分もありのまま肯定するとは、「それ以上成長しないでいいよ」と諦めることではありません。
まずは今はこういう状態だと感情的にならず、客観的に現実をありのまま見ることです。
そして、それでも人間として価値がないわけではない、価値はある、と分かっている状態です。
自己肯定感が高い場合、ダメな時に自分を責めず、例え失敗してもそこで終わらず、必要に応じて改善してチャレンジができるようになります。
自己肯定感を高める方法
自己肯定感を高める方法は、2ステップになります。
自己肯定感を高めるとは、自分を信頼できるようになっていくことです。
他人との信頼関係とはどうやって作るかを考えてみると、それが答えです。
それをそのまま自分に対してやる、ということになります。
ステップ1.<自己受容>本当の感情を分かってあげる
自己肯定感は「感情」がキーです。
自己肯定感が高くない場合、何が起こっているかというと、無意識の中に過去のネガティブ感情が溜まっている状態です。
心の根底で、過去の経験でモヤモヤ、怒り、罪悪感などをうまく解放できず溜めてしまっている。
自分の中に不要なものがたくさんあるので、冷静で客観的な感覚が鈍ってしまっているんです。
自分がOKであるということにモヤがかかって見えない状態です。
例えば、部屋で例えると、
部屋の掃除を長くせずに古いいらないものが溜まっている場合、その部屋の魅力にはなかなか気づくことはできないですよね。
ですので、まずやることは
具体的にやること(1) 本当の感情を分かってあげる
ことです。
感情には偽物の感情と、本物の感情があります。
本当のネガティブ感情とは3つしかありません。
悲しい、寂しい、怖い、のみです。
その他のモヤモヤ、怒り、罪悪感などは全て偽物の感情なんですよね。
偽物の感情を感じてしまうのが悪いということではないのですが、放置しておくと良くないということです。
偽物の感情は感じれば感じるほど、雪だるま式に増えていきます。
抑圧された感情は本当あるのに、見ないで心の奥に抑圧を続けていくと、いずれは体が抱えきれなくなって、原因不明の体調不良になってしまいます。
あなたはよく感じる感情は、どんな感情ですか?
モヤモヤ?イライラ?罪悪感?
その感情の正体は、本当は悲しい、寂しい、怖い、のどの感情だと思いますか?
本当に感じている感情を分かってあげる。
そうすると、「ああ、本当はこう感じているんだな」と少しほっとする感覚もあるかもしれません。
自分の本当の感情を分かってあげると、安心へと向かいます。
他人でも、自分の本当の感情を責めるのではなく、
ただ、「ああ、そうなんだね、感じて当然だよね」とありのままを受け入れ、許してくれている人がいたとしたら、なんかほっとすると思いませんか?
ステップ2.<自己一致>望みと行動を一致させる
信頼できない人というのは、言ったことと態度や行動が一致しない人だということありませんか?
それを自分が自分にやっているのかもしれません。
例えば、今カフェに行きたいと思ったのに行かないとか、
本当は疲れていて、休みたいのに、頑張らないといけないと焦って寝ないなど。
本当に小さなことで、毎日自分を裏切っていて、自分は自分に無視されていると感じているのかもしれません。
本当に望んでいることと行動が一致してくると、自分への信頼度が高まります。
そして、私はOK、と安心した状態を常に感じるようになります。
ですので、具体的にできることは
具体的にやること(2) 望んだことを素直に行動する
です。
しかし、そもそも、自分が望んでいることさえ分からなかったり、望みに対して、素直に行動することが難しいこともありますよね。
自分はご飯を作りたくないのに、家族のために作らないといけない、子供にご飯を与えないわけにいかない、などです。
その場合は、
具体的にやること(3) もっと自己対話をする
といいですよね。
ノートに書き出すのはとてもおすすめです。
ノートに書いた途端に、ノートがもう一人の自分になるんです。
なんでも話せる場があると、人は安心することができるんです。
「安心」という感情は、自己肯定感において土台となる感情なんです。
ノート、または脳内で「私はどうしたい?」と何度も確認するわけです。
素直に行動できない時は、
「こういう理由で、今はその望みには応えられないよ、ごめん」と自分と話をするんです。
上記の例で言えば、「自分は休みたい」も望みですが、自分と対話すると「子供にご飯をあげて安心したい」というのも本当の望みだと気付いたりするわけです。
それで「ああそうか」と自分の考えが一致してくる。
自分と話し合うと、もしすぐに行動できない状態であっても、今ココの現状が分かるだけでも、無視されていないので、自分の受け入れは進むわけです。
ということで、自己一致とは、今ココに心がある状態、という意味でもあります。
心と体が今ココの一点に一致している状態です。
自己肯定感を高める方法まとめ
自己肯定感を高める方法、いかがだったでしょうか?
簡単と思えたり、難しいと思えたり人によって感想がさまざまかと思いますが、大切なことはこれを続けていく、ということなんですよね。
一人では続けれらない、がネックだったりしませんか。
なんでもそうですが、その道のプロにサポートしてもらうのが早いなと思います。
そこで、
●メンタルのプロに一度相談してみる
が自己肯定感を高める方法として正直一番早いなと思います。
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自分のことをプロに聞いて、分かって高められるといいですね。
あなたの心で何が起こっているのか?
思考の癖を紐解いてみませんか。