【NLPとは?連載その2】心理学・コーチング勉強会よりby ikuno

※この記事は以前のサイトに公開していたものです

連載記事のその2です。

この記事を書いた人

Act Fleely ライフコーチ 面手郁乃

 

能力を最大限発揮するために、「五感」と「言葉」をうまく使うの「五感」とは?

先日の記事の続きです。
>NLPの基本的概念(その1)はこちら

まず、NLPで重視される「五感」とは「VAK」の3つの感覚です。

「VAK」とは
Visual=視覚情報
Auditory=聴覚情報
Kinesthetic=身体感覚情報(触覚、味覚、嗅覚を含みます)
です。

また、私たちが日々経験する体験は=「五感」が作ると言われています。
そして「言葉」を聞くことで、自分の脳に格納されている、その言葉に反応する何らかの過去の体験・経験に
無意識的にアクセスします。

ここままだと、いまいちピンときませんよね。

能力を最大限発揮するための
「五感」と「言葉」の使い方の例を、幾つか紹介していきますね。

目次

<1.相手に合わせて、その人が一番使う五感に合わせた言葉を使う>

人はそれぞれ、右利きなのか左利きなのかのように
特に一番使う五感があるんですね。
五感の中で一番使う感覚を「優位感覚」と言います。

自分が一番使う優位感覚の五感は何か?
無意識で、自分でもわかっていないと思います。

ちなみに、私が一番使う優位感覚は、V(視覚)です。

こういうV(視覚)優位の人たちはが物事を視覚で見て判断するんです。
例えば、質問では、
「どう見えていますか?」
「どんな風にイメージできますか?」
と言われると答えやすいんです。

違う感覚の言葉を使変われ使われることが多いと、その言葉が頭に入ってこなかったり
理解できないことがあります。
私は、これを聞いて、すごく腑に落ちたんです。

以前、会社員で働いていた時、
同僚から、
ある後輩と「本当に話が通じないんだけど、どうしたらいいか?」
と相談されたことがあったんです。

でも、私はその後輩と問題なく話は通じていたので
その時は理由がわからなかったんですよね。

改めて、当時のことを考えれば、
理由がわかりました。
私とその後輩はが一番使う優位感覚がV(視覚)
その相談してくれた同僚は多分、一番使う優位感覚がA(聴覚)
だったのではないかと思います。

優位感覚がA(聴覚)の方の場合は、

「〜とはどういうこと?」
「なんて言っていますか?」

という質問だと分かりやすいんですよね。

逆にA(聴覚)の人に、V(視覚)の人が
「こんなイメージです」
「〜と見えました」

と言っても
理論的に道筋を立てて考える傾向の強い
A(聴覚)の人には
伝わらないんです。

「こんなイメージって、どういうこと??」
となると思います。

どちらが悪いとかではなく
お互いに優位感覚が違うと、
使う言葉も違います。

きっと、その後輩も
言葉から頭でイメージができなくて、

同僚もまた後輩が言った言葉が
理解できなかったんだろうと思います。

だから、話が通じなかったんですよね。

相手の優位タイプを知って
会話をするって大切だなぁと改めて感じました。

※相手や自分がどのタイプなのかは
目の動きでおおよそのタイプを推測できます。

まとめ

つまり、相手のが一番使う五感の優位性に合わせた言葉を使うことで
相手はリラックスして考えやすくなったり、答えやすくなり
会話がどんどん弾みます。

次回は優位性関係なく「五感」と「言葉」をどう使うかを
お伝えしますね。

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