連載記事のその3です。
この記事を書いた人
今では、遠いスリランカの地で、こんなことをしたり、
(注意:“シェ〜”ではありません。笑)
こんなところで、こんなことになっていますが、
以前は全くの別人のような人生だったほほなさん。
ほほなさんのストーリーです。
前回までの記事は以下からどうぞ。
第3話 何歳からでも人生を変えていく方法2「無駄と思っても〇〇を選ぶ!」
でも、
ここまで、がんばった自分にご褒美をあげよう!
と、
「お仕事」「稼ぐ」「貢献」というキーワードを頭から外して、
その時、自分の一番やりたいと思っていた
知り合いがやっているパステルアートというののワークショップを体験をしてみよう!
と思ったのですね。
それまでは、
好きで得意そうなことをお仕事にしたい!という思いで、
習い事を選んでいましたし、
勉強するものも、
将来の自分に役立ちそうなもの、
仕事につながりそうなこと、
にしていましたが、
パステルアートは、
『絵を描きたい!』と思った自分の願望に従っただけだったのですね。
でも、それが、大正解で、
自分の人生の創り方の選択基準を変えたときでもありましたね。
そして、この時期に、
この後、私の人生に影響を与えてくれる仲間とも出会いましたね。
☆無駄と思っても好きを選べ! です。
パステルアートのワークショップに参加してみたところ、
それが、無邪気にとっても楽しかったんですね~
純粋に、その時間に夢中になりました。
絵を描くのは、小さいころから、大好きでしたが、
絵で食べてけるほど上手でないので、
これを職業にしよう!とは、思わなかったのですが、
でも、楽しんで描いているだけで、資格が取れるので、
とりあえず、資格だけは、とっておこう!
と、ついで感覚で、
パステルアートのインストラクターの資格を取ってみたのです。
そして、
パステルアートを、ポチポチ教え始めたのですね。
ですが、当然と言えば、当然ですが、
パステルアートをやると、一時的には、気持が癒されるのですが、
根本的な問題を解決していないので、
孤独感や、
未来に対する不安も解消されておらず、
気持ちも体の状態も不安定で、
「誰かに寄りかかりたい」
「誰か、助けてくれないかな~」
と、甘える心が、
さらに、自分を弱らせていったように思います。
そんな弱い心が、
白馬に乗った王子様でも、求めていたのでしょうか?
そんなときに、
「王様」という愛称で呼ばれ親しまれている、
コーチング(その時初めて聞いた職種でした)をしている女性に
出会ったのです。
王子すっ飛ばして、王様・・・
しかも、女性の(笑)
そして、この王様のような威厳と人気のある女性にコーチングを誘われるのですが、
コーチングって、
ただの人生相談でしょ?
人に悩みを話して、問題が解決するんなら、苦労しないわ!
みたいな思考だった私は、
(そんな思考だったから、人とつながれた感がなかったのかもですね^^;)
本当は、そんなものにお金を出したくなかったのですが、
当時、「いい人」に見られたかったので、
断ることができず、お付き合いで、受けてみることをムリクリ笑顔で、承諾したのですね。
それが、まさか、
私の大好物「大好きなこと」であるなんて、
想定外もいいところだったんです。
そして、コーチングをはじめて体験してみて、
目からうろこがポロポロ落ちたのはもちろん、
はじめて、
「ダメな自分が受け入れられた安心感」をそこで感じたんですね~。
それは、
ボロボロだった私のメンタルの外壁を、
優しい色のベールで包んでもらったような感じで、
何をやっても一時しのぎにしか回復しなかった私のメンタルが、
コーチングを受けるたびに、どんどんしっかりとしてきて、
自分に対する信頼感が育っていたんですね~
このころから、
未来への信頼や、根拠のない自信が生まれてきましたね~。
何だか知らないけど、
「私はだいじょうぶ!」って。
女性なのに王様のコーチのおかげで、
メンタルは、安定して、
そして、
「私は絶対コーチになる!なりたい!」と、私の夢が出来上がりましたが、
ところが、
そのころに、
サブプライム、リーマンショックの影響を受けて、
我が家の家計が大変なことになってしまうという状態に陥ったのです!
これは、
私の生き方の、大きな転機となりました!
そう、今までは、お気楽に主婦をやりながら、
ちょこっとお小遣いが稼げればいい世界だったのに、
私がちゃんと稼がないと、
「生活費がない!」という状態になったのです。
夢はできたけど、お金がない!
いや、稼がないと、
毎日の食事にも困る!という事態。
そのうえ、私立に通っている二人の息子が、
私立に通えなくなるという危機!
本来なら、確実にいくらかは稼げるパートに出るのが、
セオリーかもしれませんが、
根拠のない自信を得てしまっていた私は、
「それなら、私が個人事業主として、稼ぐしかない!」
って、
このときに、「起業して成功する!」
って、自分にコミットしたのですね~。
今でも、あの決意をした時の場面を思い出すくらい、
本当に決意したんですね。
☆決めたら、そうなる! を体現しています。
でも、
ヒプノセラピーをしても、
パステルアートをしても、
お小遣い程度しか稼げない私…
起業して稼ぐ!って、
そんなに甘くない、簡単じゃないって、分かっていました。
でも、コーチになるという夢をあきらめたくなかったのですね。
今思えば、
お金も、
コーチングスキルもないまま
よくあきらめなかったものだな~と、
我ながら、過去の自分に感心します。(つづく)