プロのメンタルコーチ勉強会開催報告 2022/8/7 宇宙の法則〜思考と感情に意思はある?この世界は仮想現実なのか?

2022年8月7日(日)はコーチのスキルアップのための勉強会でした。

今回のテーマは、「宇宙の法則〜思考と感情に意思はある?この世界は仮想現実なのか?」
でした。

今回は、ふみさんが概要をまとめてくれました。

宇宙の法則とは

私たちが言う「宇宙の法則」というのは、非科学的な世界のことではなく、量子力学という、物理学に基づいた考え方の1つのことです。

ここで少し、「量子力学」と「思考、感情」の関係を整理してみます。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、私たちの身体を含め、地球上の全ての物質は「原子」からできています。

さらに、原子より小さい物質を見ていくと、それは、素粒子(量子)という物質からできていることが、現在の科学ではわかっています。

この素粒子(量子)の1つの種類として、光子(フォトン)というものがあります。

この光子(フォトン)が実は、私たちの思考や感情を作っているものです。

思考や感情は、目に見えないけれど、実は素粒子のフォトンとの形で存在している、ということです。

私たちは、メンタルコーチとして、感情や思考のみならず、様々な目には見えない事象を扱うことになります。

量子力学の基本知識をもち、目に見えないものの扱い方をマスターすることが、コーチとしてのスキルをより一層高めることにつながると感じています。

思考と感情に意思はある?二重スリット実験

もしかしたら人によっては、『思考と感情に意思がある』という、今日の勉強会のタイトルを見て「なんだろう??」と、不思議に感じたかもしれません。

先に少し整理したように、思考と感情は、素粒子(フォトンは素粒子の一種)でできています。

この素粒子が、まるで意思があるように、期待に応えようとしていることを証明した実験が、「二重スリット実験」です。

二重スリット実験とは、原子や素粒子を一か所から放射した時に、用意したスリットをどのように通過するかを検証する実験です。

勉強会では、以下の動画を見て、イメージをつかむことができました。
→詳細はこちらの動画から

この実験でわかったことは、素粒子は、
●観測しないと、粒ではなく、波になる
●観測すると、粒(=期待に応える)になる
ということでした。

つまり、この実験が意味しているのは、

素粒子(つまりフォトン、思考や感情も含む)は、注目しないと、ぼやけてしまうこと

そして、同様に、

素粒子は、注目すれば、期待に応えて物質として存在し始めること

かな、と私は見ていて感じました。

これは、私たちメンタルコーチが、セッションで使っている全ての心理ワークにおいても、同様のことが言えます。

それまでフォーカスしていなかった思考や感情に注目することは、輪郭が不明瞭だったものを、固体化し、期待に応えようとする力を促します。

これまでの心理ワークに、科学的な証明がされたようで、ますますクライアントとのワークが楽しみになります。

この世界は仮想現実なのか?根拠1

仮想現実(=バーチャル・リアリティ)とは、コンピューターの中に作られた仮想的な世界を、映像や音を立体的に再現したり、触覚を刺激したりして、あたかも現実のように体験させる技術のことです。

日頃、ゲームをされる方なども、よくご存じかもしれませんね。

ゲーム(仮想現実)の世界では、プレイ(注目)されていない場面は、どのように存在しているでしょう?

ひょっとしたら、動いていないかもしれませんし、動いていたとしても、曖昧だったり休んでいたりするかもしれませんね。(想像すると、面白いですね…)

これは、先ほど出てきた、注目すると、期待に応えて物質として存在し始めるという、素粒子の働きと同じです。

つまり、どのような仮説が立てられるかというと、この世界を作っている素粒子の働きと、仮想現実(ゲーム)の世界が、同じで、この世界は、仮想現実なのではないか?ということです。

なんとも、面白いですねー。

この世界は仮想現実なのか?根拠2

もう一つ、この世界が仮想現実ではないか?と思われる根拠を、数字の世界に見つけることができました。それは、数字の世界です。
一例を挙げれば、「フィボナッチ数列」や、「3.6.9の法則」などです。

フィボナッチ数列は、この世界の自然界のあらゆることの法則に関係しています。

例えば、花びらの数や、貝殻の構造、人が美しいと感じる黄金比率などは、全て「フィボナッチ数列」と関係があります。

また、足し算や角度の法則、時計や太陽暦の法則を見ても、「3.6.9の法則」に基づいていることが発見されています。

数字の世界が好きな私は、これを聞くだけでワクワクします。

一見、無秩序に見えるものに、法則性があることに神秘性を感じるからでしょうか。

私は知らなかったのですが、ゲームを作る時というのは、一つずつ部品を作るのではなく、ある一定の法則を繰り返して、作るそうです。

それを踏まえて見てみると、この世界は、見方によっては、まるで誰かがこの世界を一定の法則を使って、繰り返しコピーして作ったようにも見えます。

そう。
「仮想現実に私たちは生きているのではないか」という案が強まってくるのです。

まとめ

目に見える世界のルールもありますが、目に見えない世界のルールも、たくさん出てきています。
見えるものだけではなく、見えないものをどう使うかが、大切だと感じました。

一方で、私たちは、「体と心で感じる人間」として、この世に生まれてきました。

つまりは、「体感すること」が、この人生を生きる上での、ルールなのかもしれません。

見えない世界も楽しみつつ、見える世界をしっかりと体感していく。

それを、しっかりと胸に刻みたいと思います。

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