依存をしてはいけない?依存パターン解説

「依存をされていて、いい加減きつい」
「人に依存しないように自立したい」

依存について
最近いろんな話をきく機会がありました。

依存についての考え方をシェアしたいと思います。

目次

私も依存関係、いろいろありすぎました笑

以前、
私も依存について
苦労していた時代がありました。

私はどちらかというと
依存されやすいタイプだったんです。

良く言えば、面倒見が良い。

普通に、深く考えず
良かれと思って人のサポートしていると
いつの間にか

「これもお願い」
「あれもお願い」
とどんどん仕事が増えてしまっていたんです。

例えば、

母からもよく
パソコンの使い方、人間関係、お金のことなど
何か困ったことがあると
毎日10回くらい
電話がかかってくる時代がありました。

それで、15分以内に折り返ししないと
怒られる。。

「まさこが
すぐに解決してくれないと
不安でたまらない」

なんてよく言われていたんです。

もうしつこくて、
毎日イライラしていました。

これは、仕事においても
よく起こることでした。

お客様に依存されてしまうことが
よくあったんですよね。

夜中まで電話がかかってきてしまう。

契約期間が終わると
家の前で待っているとか。

異性関係もそう。
過去のストーカーは
一人ではありません。

なんでこんなにストーカーに
つかれてしまうの?
と不思議に思っていましたね。

警察にお世話になることもしばしば。

依存される側と依存する側、どっちの問題?

ずっと相手側の問題なんて思っていたのですが

ここまでくるともう、

相手の問題だけでなく、
依存される側も、
何かあるんですよね。

相手も自分も
無意識に
何か苦しい過剰なビリーフ(思い込み)がある。


それがパズルのようにハマってしまうと
良くない依存関係が成立してしまうんです。

心理学を学び、
全てが明らかになって
びっくり仰天しました!

依存される側の心理パターンとは

心理学的にひもといていったら

私(依存される側)は
「役に立たないと、生きる価値がない」
というビリーフ(思い込み)を
持っていたから
こういったことが繰り返されていたんです。

依存される側は
たいていこのビリーフを
持っていることが多いです。

小さい頃、
何か役に立つことで
生きていることが保証された経験があった。

そして、無意識では
人の役に立つことで
生きるための許可がもらえると
思い込んでいたことが多い。

私がなんとかしないとと思ってしまう。

自分が引き受けられる範囲を
とうに超えているのに、
気づかないんですよね。

役に立つことは悪いことではないんです。

ただ、自分が苦しいほど過剰にサポートしてしまうんです。
それはやっぱり自分が苦しくなる。

いつの間にか、背中に誰か乗っかってくるんです。

アタタタタ・・・です。苦笑

依存する側の心理パターンとは

セッションでもよく依存を取り扱うことがあります。

依存されている側は困っているんですが
依存している側の本人は、気づいていなかったりするんですよね。

第3者から見てもその二人が依存関係にあることって
全然バレていることの方が多いんですけどね。

依存する側のパターン、
無意識のビリーフとは

「自分の力がないと、生きられる」
が多いです。

過去に自分の力がないと
愛されたり、許してもらえたり
なんとか生きのびることができた経験から
くるパターンが多いんです。

他にも
「体調が悪いと、優しくしてもらえる」
「できないと、注目してもらえる」
なども同じ意味です。

本当は自分でできる力を持っているのに
いざとなると体調が悪くなったり
思考停止になったりするわけです。

体調が悪くて力を失っていると
「大丈夫」なんて
優しい言葉をかけられるパターンを
無意識に持っていたり、よくありますね。

過剰な依存関係を終わりにする方法とは

それで私は
依存されないような振る舞いをするようになりました。

何かを頼まれても
「それは私はできる余裕はないよ」
と怒った感じではなくて、冷静に穏やかに言うようになりました。

ただし、他の言葉もセットで伝えます。

例えば、
「わからないから助けて欲しいんだよね。
わかるよ」
と共感の言葉を伝えます。

「それを私がやることはできないけれど
愛してることは変わりないから。
いつも長生きしてね。
今後、美味しいおにぎりまた作ってね」

なんて存在を承認する愛の言葉なども
一緒に添えるようになりました。

相手は無意識に
やってもらうことで
愛の確認をしているだけだったりするので。

だから、
サポートしなくても
愛していることを伝えるように
していったんです。

今はおかげさまで、母との関係はすこぶる良好です。

母は、今では一人で調べたり
身近ないろんな人に聞いて
私に頼らずとも、ほとんど解決できるようになりました。

依存は悪いことなのか?

もう1つ伝えたいのが
依存が悪いことではないということです。

ここまでの話だけすると
依存が悪いことのように思ってしまうかもです。

しかし、そうではないんです。

心理学的には
「依存」にも本当はいろんな意味があります。

「過剰な依存」は互いに壊れてしまいますが、
「ちょうど良い依存」というのはあるんですよね。

「ちょうど良い依存」とは
相互依存」と言います。

相互依存とは一緒にやって互いに高め合う関係性

のことです。

〜〜がいるから、頑張れるとか、
安心するとかってありますよね。

例えば、
私は、自分の猫がいると安心していて
仕事もいろいろ頑張れる。

結構、猫に対して依存が強いと思います。

それも、相互依存の関係だと思っています。

(猫の方は、相互依存と思ってくれているかは
しらんけど。笑)

誰かと何かを一緒にやって楽しく高めあえる関係性
あなたはいくつ持っているでしょうか?

今の時代、良い依存はたくさんあったほうが良い

今の時代、
ちょうど良い相互依存できる場所をたくさん持つことが
大切だと思います。

私は一人の時間も好きですが
やはり一人では生きていけない。

人間は誰もが
一緒に何かをやって互いに高め合う関係性が
複数あることで
安心安全の感覚が強まって健康に長生きできますよね。

自分の好きなものと、同じものが好きな人、
似ている感覚を持っている人
これが相互依存の関係になれる場所ですね。

まとめ


過剰な依存は、やはり
自分自身の心と向き合って無くしていった方がいいですよね。

本当に苦しいと思いますので。

自分の振る舞いが変わると
相手にも影響を与えますよ。

そして、ちょうど良い相互依存は、
複数の場所で持つといいですよね。

結局、安心できる場所があれば、結構幸せなんですよね。

その依存できる場所を見つけるための行動への勇気ですね。

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