2022年4月10日(日)はコーチのスキルアップのための勉強会7回目でした。
今回のテーマは、
〜本質的な可能性を開花させる1〜です。
「可能性を開花させる」という響きだけでも、ワクワクしてきます。
今回は、ふみさんが概要をまとめてくれました。
「本質的な可能性を開花させる」とは?
さて「本質的な可能性を開花させる」と聞いて、何となくワクワクはするけれど、具体的にはどういうことなの?と思ったりしませんか?
ここで、the answerが定義する「本質的な可能性が開花した状態」とは、もともと持っている性質を理解していて、気持ちよく発揮し伸びている状態のことです。
さて、「もともと持っている性質」とは、なにか?ということですが、それは、以下の3つになります。
1.「幸せ」を感じること
2.「得意」なこと
3.「大切」にしたいこと
この3つをまとめたものが、「本質的な可能性」であり、すでに自分の中にあるものです。
幸せを感じること/得意なこと/大切にしたいこと
「得意なこと」とは、頑張らなくても無意識についやってしまうことです。
自然と人よりもうまくできてしまうことや、やっていても苦でないことって、ありませんか?
もしくは、普段から意識せずにやってしまうことや、夢中になって時間を忘れてしまうようなこととかが、得意なことと言えます。
また、「幸せを感じること」は、自分が情熱のある分野やジャンル、または、自分の中で「幸せ」ホルモンが出てくる条件や瞬間のことです。
興味があって、もっと知りたいと感じたり、「どうすれば?」「なんで?」と疑問が出てきたりすることがあれば、それが幸せを感じることといえます。
私は家でいくつか観葉植物を育てているのですが、それを触ったり、成長を感じたりする時に、何とも言えない幸福感が胸に湧き上がってきます。
きっと、これは私にとって「幸せを感じること」なのかなーと思いながら聞いていました。
大切にしたいこととは、自分がこう生きたい、何のために働くのかの答えです。
例えば、自由に生きたいとか、人に優しくありたい、好きなことに夢中になって生きたいな
どが、「大切にしたいこと」です。
「幸せを感じること」と「得意なこと」だけが満たされていても、「大切にしたいこと」が満たされていないと、疲れてしまったり、満足感を得られなかったりして、本質的な可能性を発揮することが難しくなります。
これを聞いて、「大切にしたいこと」は、土台の部分で重要な位置を占め、さらに、この3つ(幸せを感じること、得意なこと、大切にしたいこと)のバランスを取っていくことが、本質的な可能性を開花させるには大切だと感じました。
可能性開花プログラム(Possibility flowering program)
上記のことを踏まえ、the answerでは今後、可能性開花プログラムをセッションや講座で取り入れていくことにしました。
その人の可能性を開花させるには、少なくとも3-6ヶ月が必要であると判断して、系統的かつ継続的にプログラムを組んで取り組むことにします。
得意なことを明確にする
今回の勉強会では、「得意なこと」を明確化するワークに取り組みました。
具体的には、10個の質問に答えて、それをシェアし合ったり、自分の長所を他のメンバーに言ってもらったりして、自分の「得意なこと」を言語化していくワークですが、ここでの気づきが私にはとても大きかったです。
正直、自分が普段、無意識で普通にやっていることを、「得意なこと」だと言われると、「え、そんなこと?」「みんなできるよね?」と、何となく受けとめにくくて、違和感もありました。
それを、信頼する仲間から「それってすごいことだよ」「普通じゃないよ」と繰り返し言ってもらうことで、少しずつ「そうなのかな」と思えてきます。
一方で、自分で自分のことを振り返り、一つ一つ言葉にしていく行程で、自分がやりたいことや自分のこだわりが見えてきて、スッキリした気持ちも味わうことができました。
最後に、自分が書きだしたものを、「〜が結構うまい」「〜だけやればいい」など、わかりやすい形、自分が受けとめやすい形にして、「得意なこと」として、見える化しました。
これもまた、実りのある作業だったように感じています。
まとめ・感じたこと
「自分軸で生きる」
「本当にやりたいことをやる」
「在り方に沿って生きる」…
など、理想の生き方を表すワードは、世の中にたくさん溢れているように見えます。
その一方で、自分探しが続いてしまう人が多いのは、何を目指して、何をしたらいいのかがわからないからなのかもしれません。
「可能性開花プログラム」によって、言語化して明確化していくことによって、確実に個々の性質を伸ばすことにつながると感じました。
私たちの中にすでに「あるもの」を「開花」させるだけでいい。この言葉が、私に更なる勇気をくれたように思います。
そのプロセスもまた、楽しんでいきたいです。
ありがとうございます。