プロのメンタルコーチ勉強会開催報告2022/3/13〜過去を活かして、自分の力が湧き出るような新しい人生のストーリーを作ろう

2022年3月13日(日)はコーチのスキルアップのための勉強会第5回目でした。

今回のテーマは、

制限する思いこみを解放する方法
〜真に自分を許すにはどうしたらいいのか〜

です。

制限する思い込み(LB)を解放するってどういうこと?そもそもLBって何

「LBを解放するってどういうこと?」という話の前に、「そもそもLBって何なの?」ということについて少し話をしたいと思います。

まず【LB】とは何のことか?についてですが・・・

【LB】とは、潜在意識(無意識)にある、自分を制限している思い込みのこと。
この自分を制限している思い込みをリミティングビリーフといい、略して【LB】と私たちは呼んでいます。

つまり【LB】を解放するというのは、自分を束縛したり、制限している思い込みを解き放つことを指しています。

私たちの人生にこの制限する思い込みがどう影響を与えているの?

私たちの人生は、実は、「人生脚本」というものに沿って作られています。

人生脚本とは、アメリカのエリック・バーンという精神科医が提唱した心理学の理論。
私たちは幼少期に自分の人生の脚本(ストーリー)を描き、大人になった今もその脚本(ストーリー)を使って生きていると考えられています。

<人生脚本の図>

この人生脚本のスタート地点にあるビリーフは、潜在意識の中にあり、ここに幼少期で経験したことから学んだ様々な思い込みが記憶されます。

私たちの今に影響を与えている【LB】もこのように、幼少期に作られて潜在意識に記憶され、今もその思い込みを使って生きている、ということなんです。

【LB】が大人になった今にも影響を与えているって驚きますよね。

【LB】に囚われず前に進むためには、自分を分かってあげるだけでなく、新しいストーリーが必要

「前に進みたい気持ちはある、だけど思うように進めていない…」と感じること、あなたにもありませんか?

私たちが前に進みたいのに思うように進めないのは、今の自分の気持ちを「許せていない」「わかってあげていない」ことが大きいんです。

まずは、本当の感情を分かってあげる、傷ついた心の手当をすることが大事。

だけど、前に進むのにはこれだけじゃ少し心もとない感じもあったりします。
私たちは明るい未来が見えてこないと勇気が出ずになかなか進めないものなんですよね。

そこで次のステップで必要になってくるのが、自分にとって力が湧き出る新しい人生のストーリーを見つけること

新しい未来が輝いているということが見えると、人は良い行動ができるんです。

ということで今回の講座では、今まで使ってきた【LB】を元にした古いストーリーを書き出し、そして更に、自分にとって力が湧き出る新しいストーリーを見つけていくというワークを、コーチみんなそれぞれ個々で書き出しましたよ〜。

実際にストーリーを書き出すワークをやって、コーチ同士でシェアすることで、より深く自分を知ることができ、また様々なパターンを知ることができてとても勉強になりました。

自分はどういう人生を歩んでいきたいか?そのためにはどうしたらいいか?
というのも実際に書き出すことで、視覚から人生のストーリー全体を見ることができるというのもとてもよかったです^^

前に進むためには、過去を活かして新しいストーリーを作り、新しい世界を見える化する。これってとても大事なことだな、と感じました。

気づき

自分と向き合うにあたって、自分の頭の中にあることを言語化すること、見える状態にすることは客観的な視点で見れるので大きな気づきがあると改めて思いました。

また、繰り返している自分のパターンに気づくことができるのもこうして書き出すからこそだと感じました。

コーチとのセッションが終わっても、「自分自身で自分と向き合うことができる大切なツールの1つである」そんな風にも思いました。

コーチ同士でシェアすることで学びや気づきがより深くなったともよかったと思います。^^

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