心理学の本を読むと心傷的になる・・けど、愛おしくもなる

今度、新しく始める講座(シンプル心理学実践講座)の
準備のために専門書を読み込んでいました。

心理学の専門書を読んでいると、
大抵、心傷的な気分になってきます。

なぜかといえば、
その文献に書いてあることを自分で確認するために
あえて、悲しかった出来事を取り出して、思い出して
感じてみるからです。

今回は、「人間は5つの人格がある」(=交流分析:PACモデル)の専門書を読んでいました。

人間は誰もが5つの人格を持っています。
詳しくはこちらでは割愛しますが
(もうすぐ5つの人格について、youtubeでアップするのでそちらで見てね^^)

5つとは、
親が2つ、
大人が1つ、
子供が2つ
の人格を誰もが持っています。

その中で、
自分の中でいわゆる「親」のような人格が出てくるときは、
決まって、小さい頃の自分の親がやっていた振る舞いをそのまま再演している、
とのことでした。

確かに、私が
時に、誰かを守ったり、応援したり、
時に、誰かに教えたり、裁いたり
する時、私は、私の母をそのまま演じている、
と気がついて、なんだか泣きそうになりました。

あの時の親をそのまま自分がやっているんなんて、、
本当に無意識とはいえ、なんだか切なくなりました。

怒るときは、それぽい理屈をつけて、相手が言い負かす。
愛するときはこれ以上ないほど、温かく命をかけて守るんだ。

そして、
自分の中でいわゆる「子供」のような人格が出てくるときは、
自分の幼い子供時代をそのまま再演している、
とのことでした。

それもまた、本当にそうだなと気がついて、
なんだか泣きそうになりました。

私は、小さい頃、何も言えなくて、愛してもらうために
親のいいなりになった。
ただ抱きしめてほしくて。

それが切なくてね。

そうそう今もやっている。

なーんだ、という感じです。

どちらも、
嫌なネガティブの部分もあるけれど、
可愛くて、あったかいポジティブな部分もある。

それでいいよな、って思いました。

心理学って、知れば知るほど、おもしろい。
心理学を知れば知るほど、自分を知ることになるから、

自分を愛おしく感じます。



心理学を日常でもっと使っていきたいな。

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