自分の中の先生を育てる

海の近く仕事部屋にて
隣で猫の寝言をききながら、、

1月ごろに立てた目標みたいなもの
「今年はもっとこうなりたい」という願い
何を考えていたか、覚えていますか?

私は、1月に今年のテーマとして
「先生」と決めました。

私の中にいる「先生」という人格を
もっともっと育てたかったんです。

コーチの仕事をしているのですが
クライアントさんには
「こんな感じはどうよ」と
以前と比べると
よき「先生」としてのフィードバックが
できるようになってきているなと感じています。
よかった。

だけれども、
まだまだ自分のことなると
厳しくなってしまうんですよね。

「あれ、まだできてないじゃん」
「ダラダラしていていいの?」

と頭の中でささやくわけです。

それで、大して動いていないのに
なぜか、疲れることってないですか?

人は誰もが5人の人格を持っている、
ということが心理学でわかっています。

時と場合によって
その5人が出たり入ったりするんです。

面白いですね。

この5人の人格の中の1つが
「教える」親の人格です。
コントロールペアレントと言います。

私は勝手にニックネームをつけて
呼んでいます。

「あれ、まだできてないじゃん」
「なんで、ダラダラしてるの」
と裁くのは
「裁判官」と呼んでいます。

「こんな感じはどうよ」と
良い意見を提案してくれるのが
「先生」です。

うまくいっていることも多分あるのに
それをうまく認知できなくて、

なぜか満たされない
なんか常に疲れている感じ
やる気でない感じは
裁判官が発動しがちかもですね。

理想の自分とのギャップに
苦しんでいるんですよね。

自己肯定感とは、
「ダメな自分をそのまま変わらなくていいよ」
と肯定することではなくて、

今の状態はわかった、なるほどと
ありのままをまず認めた上で、

「こういう風に変えてみるのはどうだろうか?」
と安心できて
少しやる気が復活する意見を言えること、

まさしく「先生」を育てることが
大切だなあと実感しています。

私ももっともっと
自分の先生を育てたいです。

そんな感じで
「先生日記」というのを
少し前からつけ始めました。

ノートに
愚痴も悲しみも
嬉しかったことも
全て言いたいことを書き出します。
そのあと、
自分の中の「先生」から
何か意見をもらうんです。

あとで見返してみると、
自分でもなるほどーって思います。笑

最近の「先生」のヒットはこれでした。

「ブログを書きたいのに、なかなかできないんだ。
バーっと思い浮かぶことを書いて、
下書きにたまるばかりなの。
ああー、才能ないよなー。むいてないのかなー。」

↓↓↓

<先生のからの回答>

「ブログ書きたいんだね。
それはいいね。
思い浮かぶことを素直に書きたいんだね。
それもいいね。

今回はこれを伝えるよ。

カメラを止めるな、じゃなくて
『劇場に穴をあけるな』。
あなたは女優で
芝居を劇場でやっている。

例えば、今日の2時から開演とする。

2時から開演で
もうお客さんが入っているのに
まだできていません、って今
劇場に穴を開けてしまっているのかも。

ただ、自分が想いをのせていい演技をしたいと
時間を決めず、
いつまでも練習を積んでいる。
誰もそれを知らない。

本当のプロなら
とにかく、時間までに劇場を開けるんだ。

時間を決めて開演して。

開演を約束どおりすることで
本当の意味で演技は磨かれ
いい女優、いや、いいプロになっていく。

表現を磨きたいんでしょ?^^」

自分でこのフィードバックを聞いて、
我ながらびっくりしました。

え、私女優なんだ!
みたいな。笑

でも、言っていることは
確かにそうだなーって思いました。
時間を決めて
劇場をとにかく開けると決める、
なるほどね、みたいな。

よい演技を見せること、
自分のことしか考えてなくて、
結局、幕が上がっていなかった。

そっか、それだけのことかと。

自分ではない
何かの人格が宿る感じがしていて
本当に面白いなって思っています。

自分の中の「先生」に慣れるまでは、
憧れの人、尊敬する人ならなんと言うか、
としてもいいと思います。

よき「先生」が育つと
本当はやりたかったこと、
続けることができそうですね。

あなたの先生は
今日はなんと言っています?^^

今日もありがとうございます。

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